スタイリストのロレンツォ・ポソッコ(Lorenzo Posocco)とMAX&Co.による2025年春夏カプセルコレクション “Found Family”を発表。
1990年代を象徴するミニマルなニューヨークのアーバンスタイルに着想を得て、多様な家族への愛をつづっている。
SNSの合計フォロワー数300万人を超えるZ世代のファッションアイコン、姉のミチと弟のよしあきによる姉弟ユニットモデル”よしミチ”が、“家族”がテーマの本コレクションを着こなす。


ミニマルでクリーンな装いが
浮き彫りにする2人のパーソナリティー
©︎WWDJAPAN
テクニカルタフタを使ったアノラックに、同素材のペンシルスカートを合わせたコーディネート。手元にはメタルハンドルのバッグを携えて。二つ折りにしてクラッチバッグとしても使える2ウエイだ。
光沢と張り感のあるウエアに、ベージュのソフトレザーのバッグを加えることで、素材の上質さと柔らかさが伝わってくる。
スポーティーなルックに、黒のスクエアトゥブーツで都会的なエッセンスを添えた。

ライラックのワントーンコーデを着こなしたミチ。
オーガンジーのシャツには、“LPS”ロゴをウエストに施したスカートをセットした。透け感のあるアイテムにはニット素材のインナーを重ねて、ヘルシーに素肌をのぞかせて。
クリアなオーバル型サングラスと同系色のミュールで、春夏のムードを盛り上げる。
よしあきがまとったのは、ゴールデンイエローの光沢感のあるウィメンズシャツ。
テーパードを効かせた細身のパンツとベルトバッグを身につけて、タイトなシルエットに挑戦。性別を越えてファッションを楽しめる、本コレクションのコンセプトに呼応するルックだ。
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よしあきは、ライトベージュのアノラックをモードなたたずまいで着こなした。正面に施されたファスナーのマルチポケットやテクニカルタフタ素材など、機能性とミニマルな美学を表現している一着だ。ボトムスにはストレッチが効いたブラックのパンツを合わせた。サングラスはスクエア型のフレームで、1990年代のムードたっぷり。無彩色で仕上げたルックは、シンプルながらも緻密に計算されたデザインの奥行きを示している。
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カラーを統一して、“おそろい”風の着こなしを披露した2人。
よしあきはリジッドデニムのセットアップを着用。
ライダース風ジャケットには、ネイビーのポロシャツを重ねてクリーンな印象に。ジーンズの裾をロールアップして、メリハリのあるスタイリングに仕上げた。
ミチは、コットン素材のミニドレスにレザーのスカーフを頭に巻いたブラックコーデ。
パイソン柄のロングブーツがスパイスを添える。ラインストーンが瞬くイヤリングとネックレスも身につけて、装いに華やぎをプラス。
色調をそろえて、お互いの感性が響き合っている。
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